横浜中央卸売市場において仲卸業を営んで四十余年が過ぎました。市場を取り巻く環境は大きく変化してきております。開業当初から「商品供給のみの単一的なサービスの提供だけでは、横浜の台所の一翼を担う仲卸としての責務は果たせない。」と考え、「顧客第一主義」の会社理念のもと 産地に対してお客様のニーズにそくした野菜の作付けを依頼し提供するなど常に提案型の営業を展開することで、お客様の声を第一としたサービスの質の向上を行ってまいりました。
とれたての新鮮さと美味しさを味わって頂くと同時に、お客様が安心と安全を実感できる野菜をご提供することは私どもの変わらぬテーマであると考えております。その目標の達成をめざして、お客様にいつでも均一で質の高いサービスをご提供できる社内システムの構築をすすめてまいりました。さらに全国の産地の方々と協同して「より環境にやさしい野菜づくり」をテーマとして取り組んでおります。
多様化する消費者ニーズと市場環境の変化に対応する為に、野菜そのもの(素材)を商品として扱う丸秋青果株式会社に加えカット野菜(パックサラダ)の製造販売事業を行うマルアキフーズ株式会社など、川上から川下迄にまたがる事業会社を丸秋グループとして運営しております。その全てのグループ事業を通して将来に引き続く日本の食文化の継承と継続的発展をめざしております。
これからの子供たちに大切な食文化の伝承を私どもの商品を通して伝えていくことが大切であると考えております。事業運営を通じて21世紀の社会に貢献し、社会とともに成長発展することができる様 社内一丸となって努力し続けてまいります。
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